新生児-乳児アレルギー性胃腸炎
 
歴史
牛乳由来ミルクを摂取して血便が出現し、ミルクを中止した後、症状消失した乳児の症例が初めて報告されたのは1949年のことである。
その後、Gryboskiによって21症例のまとめが報告された。
1970−80年代にGeraldine K Powellらにより現在欧米で使用されている病名;Food protein-induced enterocolitis of infancyと命名された。
Powellらはミルク負荷試験により、末梢血の好中球が増加することを発見し、これをもとに診断基準を作成した。
これが20年を経た現在も使用されているが、実情に合わなくなった点も多い。
日本では、1995年頃から症例報告が急増しており、診断、治療法について有力な指針がないことから、各施設がそれぞれにおいて対応を迫られている状況である。