新生児-乳児アレルギー性胃腸炎
 
胎内感作の可能性
母の胎内において感作されることも多い。
しかし、妊婦は乳製品を制限する必要はない。
生後牛乳由来ミルクを開始して平均7日で症状が出現する。通常感作が成立するには、最低でも10日を要する。
そのため、胎内感作が成立していると考えられる。なお、T細胞は6ペプチドあれば異物として認識できるが、この大きさのミルク蛋白のfragmentであれば胎盤を通過し、感作が成立する。 このことから、妊娠中に母が牛乳製品を制限しておけば良いという考えが生まれるであろうが、これは正しくない。
妊娠中の牛乳製品摂取量がごく微量であったにもかかわらず発症する児も多く存在し、制限をしたから発症が防げるとは言えない。
また、免疫寛容が誘導されないため、むしろ不利となる可能性もある。 もちろん出生後に初めて感作される患者も存在する。